さづけ

嘉永7年(1854年)教祖(おやさま)のおられるお屋敷に、自分の娘である おはる が、初産のため帰ってきました。

 その時、教祖は「何でも彼でも、内からためしして見せるで。」

と仰せられて、腹に息を三度かけ、同じく三度撫でられました。

その年11月5日出産の当日、その一帯は大地震があって、産屋の後の壁が一坪余りも落ち掛ったが、 おはる は、安心して、たいへん楽々と男の子を安産されたのです。

人々は、おびや許しを頂いていれば、ちっとも心配はない、なるほどありがたい事であると、納得しました。

ひろいせかいのうちなれバ たすけるところがま ゝ あろう

ふしぎなたすけハこのところ おびやはうそのゆるしだす(みかぐらうた5下り1,2)

これがおびや許し(安産のご守護を頂くおたすけ)の始まりであり、世界の人々をたすける道開けとなりました。

教祖(おやさま)の人だすけの思いはおびや許し(安産のご守護)だけにとどまらず、その後、肥のさづけ(農作物のご守護を下さる)、息のさづけ、水のさづけ(身上のご守護を下さる)等を人々に渡され、人だすけに励むように教えられました。

現在はあしきはらいのさづけで、“あしきはらいたすけたまへてんりわうのみこと”と唱え、お手を振り“なむたすけたまへてんりわうのみこと”と、これを三遍唱えて、三遍身上のところを撫ぜ、これを三度繰り返します。(『天理教事典』参照)

現在1万7千余りの天理教教会が日本をはじめ世界中に、アメリカでも60数ヵ所の教会が設立されていますが、それはそれぞれの教会の先人が、このつとめとさづけによって、人だすけに励み、不思議なご守護を頂いたご苦労の結果であると申しても過言ではありません。

もしあなたも身上(病気)でお悩みでしたら、伝道庁あるいは近くの教会をお尋ね下さい。

存命の教祖(おやさま)が、きっとあなたをおたすけ下さるはずです。