私たちの親神様は「天理王命(てんりおうのみこと)」と申し上げます。この世の元始まりに「人間の陽気ぐらしをするのを見て共に楽しみたい」と思し召され、この世、人間を創造下された「元の神様」であり、火水風をはじめ、人間身の内のぬくみ、水気、息一すじにいたるまで、この世の一切のご守護をなされる「実の神様」であります。
天保9年(西暦1838年)10月23日、親神様は、教祖中山みき様のお口を通し、「我は元の神、実の神である。この屋敷にいんねんあり。このたび、世界一れつをたすけるために天降った。みきを神のやしろに貰い受けたい」と私たち人間に対して初めてのお言葉を発せられました。このお告げより3日後の10月26日、天理教は開かれました。
教祖中山みき様を、私たちは「おやさま」と呼んで敬い親しんでいます。おやさまは立教以来五十年にわたり、「月日のやしろ」として親神様の思し召しを私たち人間にお伝え下されたばかりでなく、自ら身をもって、たすけ一条の手本をお示しになりました。明治二十年(1887年)陰暦正月二十六日、子供の成人を促すべく現身(うつしみ)をおかくしになり、お姿を拝することは出来なくなりましたが、それまで同様、今も変わることなく世界たすけの上にお働きくだされています。
おやさまは、私たちの人生の目的は、親神様の子供である私たち人間が、互いに助け合って、陽気ぐらしをすることにある、とお教え下さいました。
人間というは、身の内神のかしものかりもの。心一つが我がの理
(おさしづ明治22年6月1日)
と仰せられるように、私たちの体は親神様からの借物であり、心だけが自分のものであるとお聞かせ頂きます。陽気ぐらし社会を実現するため、私たち一人一人が、親神様の思し召しに添わない自分勝手な心遣い(ほこり)を常に反省(そうじ)し、いかなる時も親神様のご守護に感謝して、ご恩報じの実践(ひのきしん)を忘れず、明るく勇んだ心で日々を暮らすことが大切なのです。
私たちが真にたすけていただく道は、どのような出来事も親神様の親心の現われと悟り、「人をたすけて我が身たすかる」とお教え頂くように、世のため人のために、人たすけの行為を実行することにあります。
おやさまの通られた「ひながた」を日々実行し、おつとめをつとめ、おさづけの理を病む人に取り次ぐことにより、世界中の人々の心は澄み切って、この世が真の平和世界である陽気づくめの世界へと立て変わっていくご守護を頂けるのです。
親神様、おやさまは、私たちの心の成人をお急き込みになり、親里ぢばにて、世界中の子供の帰りをお待ちくださっています。
天理教の教えについて詳しくお聞きになりたい方はアメリカ伝道庁、又は最寄の天理教教会までお尋ね下さい。